今年はキンクスはデビュー60周年 アンソロジー・アルバムが発売に The kinks60
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今年はキンクスはデビュー60周年 『THE JOURNEY – PART1』が発売に
今年はThe Kinksがデビューして60周年の年に当たる。最近Davies兄弟の話題が少ないなぁと思っていたが、ひっそりと集まって60周年を記念するあれこれの作戦を練っていたらしい。
その第1弾が3月24日(U.K)に発売される、『THE JOURNEY – PART1』だ。RayとDave、そしてMick Avoryの3人が集まって、このアルバムを編んだという。2023年の後半にはPart2が発表になるとの事だが、The KinksだけにいつまでまってもPart2が出ないなんてことはやめてね。
LPは30曲、CDは36曲構成で、ともに2枚組のアルバムとして発売される。
アルバムは4つのパートに分かれて選曲されている。それぞれ順に「男になる」「野望の達成」「魂を失う日々」「新しい始まり」と題されている。タイトルにあわせて曲名をみていると、思わずにんまりしちゃう。The Kinksとは長く苦しく、そして楽しい旅だったのだなぁと改めて思った。
で、各楽曲はオリジナル・マスターから丁寧にリマスタリングされている。長年聞き慣れてきた楽曲が、最新の技術で新品同様にリフレッシュされた音を楽しみたいと思う。
THE JOURNEY – PART1収録曲
THE JOURNEY – PART1収録曲は以下の通り。
【CD 1】
Songs about becoming a man, the search for adventure, finding an identity and a girl:
- You Really Got Me
- All Day And All Of The Night
- It’s All Right
- Who’ll Be The Next In Line
- Tired Of Waiting For You
- Dandy
- She’s Got Everything
- Just Can’t Go To Sleep
- Stop Your Sobbing
- Wait Till The Summer Comes Along
- So Long
- I’m Not Like Everybody Else
(LPでは6、12がカット)
Songs of ambition achieved, bitter taste of success, loss of friends, the past comes back and bites you in the back-side:
- Dead End Street
- Wonderboy
- Schooldays
- The Hard Way
- Mindless Child Of Motherhood
- Supersonic Rocket Ship
- I’m In Disgrace
- Do You Remember Walter?
(LPでは14がカット)
【CD 2】
Days and nights of a lost soul, songs of regret and reflection of happier times:
- Too Much On My Mind
- Nothin’ In The World Can Stop Me Worryin’ ‘Bout That Girl
- Days
- Last Of The Steam-Powered Trains
- Where Have All The Good Times Gone
- Strangers
- It’s Too Late
- Sitting In The Midday Sun
(LPでは4がカット)
A new start, a new love, but have you really changed? Still haunted by the quest and the girl:
- Waterloo Sunset
- Australia
- No More Looking Back
- Death Of A Clown
- Celluloid Heroes
- Act Nice And Gentle
- This Is Where I Belong
- Shangri-La
(LPでは10、16がカット。おっとSHangri-Laがカットですか!)
The Kinks60周年祭りは2年間続く
今後もこのアルバムに続いて2年間にわたって、The Kinks60周年祭りは続くという。これからどんなイベントやリリースが待っているか、とても楽しみだ。
The Kinksの事を知らない人も、ちょっとだけ知っている人も、ぜひこのアンソロジーをまずは手に取って味わって欲しいと思う。隠れたブリティッシュロックの至宝の数々がここに納められている。
ブリティッシュロックといえばすぐに、「あのバンド」が答えとして出てくるが、それ以外にも勝るとも劣らないバンドがいくつかある。その筆頭がThe Kinksだと思うのだ、あたしは。このアルバムを聞いて、ブリティッシュロックの奥深さを堪能してもらえたらと思う。
どの曲も名曲ぞろい。粒ぞろいの美しいメロディーの数々が納められたTHE JOURNEY – PART1。これはThe Kinksの入門編としても最適だし、あたしのような長年のファンにとってはもう宝石箱のようなアルバムだ。発売が楽しみだ。
どこでTHE JOURNEY – PART1を買うか!
あたしは早速LPレコード盤のTHE JOURNEY – PART1を注文してしまった。
現在The Kinks60周年記念オフィシャルサイトでこのアルバムの予約を受け付けている。今のところ日本のAmazonなどではまだ商品が掲載されていない。なので直接公式サイトから購入しようとすると、アルバムは28ポンドで送料が26ポンドもかかってしまう。今日現在(2023年02月18日)のレートは1ポンド161円だから、日本円で8700円にもなってしまうではないか。これは送料が高すぎだ。
そこでけちなあたしはいくつかあたってみた。
Amazon.ukを調べて見ると、アルバムは25ポンドで、送料が16ポンドの合計41ポンド。日本円にしたら6600円。公式サイトで購入するよりも、Amazon.ukで買うほうがとてもお得だという事が解った。なのであたしはamazon.ukで予約を入れたのだ。
あたしはAmazon.ukから購入する事にしたのだが、そこの商品説明ではポスターが付いてくるとは一言も書いていない。公式サイトには両面印刷のポスターが付いてくる旨が記載されている。
Amazonで購入した場合は、ポスターが付いてこない可能性があるという事だな。ということで間違いなくポスターが欲しい方は、割高ではありますが公式サイトからどうぞ。
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