SF Archive

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フィリップ・K・ディックの処女作「市に虎声あらん」はフィル版のライ麦畑でつかまえて

死後40年近く経つのに、本屋に新作が並ぶPhilip K Dickという作家  たまに本屋のSFコーナーを覗くと驚く事がある。死後40年近く経つというのに、Philip K Dickの新作が平積みになって置いてある事があ […]

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フィリップ・K・ディックの高い城の男 高次の存在による救済

21世紀にPhilip K Dickブーム到来か?  一昨年からオレのPhilip K Dickブームがやって来ていて、この2年で20冊以上彼の本を読み直している。没後40年近く経つと云うのに、未だに毎年何冊もの未邦訳本 […]

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フィリップKディックのユービック 現実とは醒めていない夢なのか? 今は2018年なのか、それとも1969年か?

夢から覚めたらそれも夢で、はたまた夢だと思っていたらそれは現実で、どっちが現実でどっちが夢なんだ? Philip K Dickのユービック的世界に生きるオレ  オレは以前見た夢の、続きの夢をよく見る。しかもしょっちゅう。 […]

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フィリップ・K・ディックの「ザップ・ガン」(1967年発表)は現代を風刺する

最大の防衛力はあるんだか無いんだか分からない究極の兵器  神戸製鋼の生産した改竄アルミ問題でつい先日家宅捜査が入った。北朝鮮も持っているんだか持っていないんだかはっきりしない核兵器。はっきりしないからこそ防衛に役に立つ兵 […]

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人間もどきなら、羊もどきの夢を見るだろうか? フィリップ・K・ディックと出合って30年

フィリップ・K・ディックという作家との出会い フィリップ・K・ディックとの出会いはとてもありふれていて、映画「ブレード・ランナー」の原作者として彼の名を知る事になった。この映画は公開された瞬間からカルトムービーになってし […]