80年代のテレビCMで流れていた懐かしの音楽集

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印象的な80年代のテレビCMで流れていた音楽
今のTVのCMはつまらないものばかりで、いったいなんのCMなのか見終わっても分らないものが多い。まあ今はTVはほとんど見ないのだけれど。
あたしが子どもの頃の80年代はどうだったかというと、映像が無駄に凝っていたり、思い切ったミュージシャンの音楽を起用したりしていて面白かった。見せるCMが多かったのだ。映像に、音楽に目を引きつけさせられ何のCMだろうと最後まで見ると、ああウィスキーのCMかぁ、とかカセットテープのCMだったのか! と言う事が多かった。
CMと音楽は切って離せないものがある。そんな事で子どもの頃に見た、音楽が印象的なTVのCMを取り上げてみようと思う。そのCMを見て、「おお! なんだこの曲は!」と、心がときめいた事は多々あった。それがきっかけでそのアーティストを知りファンになるという事もあった。
そのCMがきっかけで、その商品そのものよりもアーティストの知名度が上がり、トップスターになるなんて事もよくあったと思う。CMの印象が強過ぎるあまり、そのかわり肝心のCMが何の宣伝だか全く覚えていなかったりする事もあった。これってCMの体をなしているんだろうか? 実際にレコードは買うが、その商品なんか買いもしないって例がオレの場合は多いぞ。
そんな事で、今回は子どもの頃のCMの音楽を取り上げてみようと思う。
Ultravox / New Europeans
CMで知ったバンドでまず筆頭にあげるのがUltravox。このCMでUltravoxを知った。エッジの聞いたギターで始まるのに、ピコピコ・テクノポップで味付けされたこのハイブリッドサウンドは当時中学生のオレには衝撃的だった。こんな事をしていいのか? と思ったよ。
が、もっと衝撃的だったのは、このMidge UreのUltravoxがゴミに聞こえるくらい、もっと素晴らしい音楽を残していたJohn Foxx期のUltravox!がその前に存在していたという事だな。まあNew Europeansのおかげで、John FoxxのUltravox!を知ることが出来た訳でとても感謝しているんだけども。
つい先日三宅一生さんがお亡くなりになって、以前このCMとUltravoxについて書いた記事のアクセスが急増した。80年代はどんどんと遠くになってしまうね。合掌。
Magic man、Fandango他 / Herb Alpert and the Tijuana Brass
■Youtubeへのリンク:【80s】 懐いCMコレクション ウィスキー Ver 1
今じゃあまりその名前を観なくなってしまったが、80年代はウィスキーのロバートブラウンのCMがよく流れていた。あたしは中学時代はブラスバンドに所属していたこともあって、こうしたインストモノにもよく耳を傾けていた。Herb Alpertのこのマイルドなトランペットの音と哀愁漂うメロディーが好きで、自分の担当楽器のクラリネットでフレーズをコピーしていたよ。あとFandangoの切れの良い演奏はしびれたなぁ。
Technopolis、開け心 / YMO
■youtubeへのリンク:80年代初頭 FUJI カセットテープCM
■Youtubeへのリンク:FUJI FILM cassettetape CM 高画質
フジフィルムのカセットテープのCMです。当時のあたしは熱烈なるTDKのカセットびいきだったので、YMOがCMをやろうが転向する事はなかったのだ。人気者を起用して商品を買わせるなんて、そんな浅はかな企みにはあたしは絶対に引っかからないのだ。クラスメートはこのCMを見てフジのカセットへ切り替えたものが多かった。この軟弱者め!
当時のCM当事者がこんなブログ記事を書いているのを見つけちゃった。
Night train / Visage
■ニコニコ動画へのリンク:TDK CM – ヴィサージ -「ナイト・トレイン」(1982年)
高品質なカセットテープといえばTDK。そのCMもおしゃれで、時代の先端を行くイメージを醸し出していた。さすがTDK。このCMでVisageの事を知り、そしてこのバンドはUltravoxのメンバーが兼任している事も知った。
CMで使われているのはこの曲の間奏部分で、冒頭から聞くと全く違う曲なのに驚く。
In the city / The madness
The Madnessと云えば50代以上の人ならこの曲が頭に浮かんでくるだろうな。彼らは非常に良いバンドなのだが、このCMの印象が強過ぎてなんだか日本では長らくイロモノ扱いされていたのが気の毒だ。
Crystal Japan / David Bowie
David Bowie様本人がこんな焼酎のCMに出演されていたことを覚えているかなぁ? 純のような安物焼酎にDavid Bowie様という組合せ。映像の美しさにも息を飲みそうだ。高い金かけてこのCMを作ったと思うけれど、そのインパクト、効果はさぞ売り上げに向上したろうと思う。この当時の中高生の少なからずが、このCMのせいで飲酒の道に踏み込んだろうと思うのだ。お酒のCMはとても罪作りだと思うよ。
How Much Are They? / Holger Czukay, Jaki Liebezeit, Jah Wobble
■Youtubeへのリンク:ホンダのスクーター「リード」のCM
なんと言ってもこのベースラインにしびれたね。そしてこのCMのおかげでホルガー・シューカイなんてマイナーなアーティストを知る事になる。それにしてもこんな曲をCMに選んだ当時のディレクターのセンスに驚く。
Persian Love / Holger Czukay
■Youtubeへのリンク:サントリーウイスキー 角瓶 CM
これまた三宅一生さん。そしてサントリーの角瓶。そしてまたホルガー・シューカイさんの曲。シンセサイザーの演奏に、トルコか何処かの民族音楽の組合せに衝撃を受けた事をよく覚えている。
情熱 / 斉藤由貴
それまで強固にTDKのカセットテープばかり使っていたあたしは、由貴ちゃんがAXIAのCMに出ているのを見て、フジに転向しましたよ。いや、AXIAは上質なプラスチックを使用して、炎天下の車の中に放置していても平気だったり、音質も良いしさ、とっても素晴らしいカセットテープなんですよ、、、、、、。
そうですよ、大好きな女優がCMに起用されてあっさりと転びましたよ。そうですよ、あたしも軟弱者ですよ。だけども今でも斉藤由貴さんの大ファンですよ。テープを買うと貰える斉藤由貴さんのカセットインデックスも集めましたよ。
そんなハードコアなTDKファンすらも転ばせてしまったCMの影響力は強い。