レイ・デイビス様の「Our Country: Americana Act 2」は6月29日世界同時販売
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6月29日に「Our Country: Americana Act II」が全世界同時発売
去年Americanaを出したばっかりのSir Ray Davies様が、今年も新譜を発売する。6月29日に「Our Country: Americana Act II」が全世界同時発売。Ray様は6月21日が誕生日だから、74歳の誕生日記念アルバムだね。
今作は名前で分かる通り前作Americanaの続きだ。タイトルはThe KinksのPreservation1&2を彷彿させる。前作にAct1と付いていないのはきっと、歳も歳だから、Act2を作る前に鬼門に入ってしまうなんて思って付けなかったんだか、どうか。
なんにしてもLola VS Power manみたいにpart1と銘打っておきながら、part2が作られなくても、The Kinksのファンなら、ああやっぱりなとしか思わない。
今のところアルバムから1曲だけ試聴ができる。前作同様アメリカのオルタナ・カントリーバンドのThe JayhawksとBill shanleyが制作協力。Ray様のこの歌声は 染みるね。
Americana1とそっくりなアルバムジャケット
基本前作と間違えてしまうくらいそっくりなジャケットなのだけども、背景がアメリカの国旗から、ユニオンジャックに代わっていていてニンマリ。前作の気に入らない点はアルバムタイトルと、ジャケットだったから、今回のジャケットは嬉しいねえ(←Anglophilia イギリスかぶれ)。LPも同時発売で、これならアートとして部屋に飾って置きたいな。Ray様はやはりユニオンジャックが似合う男。
前作のジャケットは背景がアメリカ国旗
発表されている曲目は以下のとおり。Oklahoma USAはMuswell Hillの同名曲の再演のようだ? もともとがカントリーチックな曲だから、違和感なし。March of the Zombiesは、これは今年1月に亡くなってしまったJim Rodfordさんに関係した曲なのかな。で、最後の曲がMuswell Killsって、これはいったいどういう意味なんだ? Muswell Hillに落とし前をつけるのか、単なる語呂合わせなのか?
こうして曲名だけ見ていても、発売日まで十分楽しめるのが筋金入りのThe Kinksファンならでは。楽しく発売当日を待とう。
1. Our Country
2. The Invaders
3. Back in the Day
4. Oklahoma USA
5. Bringing Up Baby
6. The Getaway
7. The Take
8. We Will Get There
9. The Real World
10. A Street Called Hope
11. The Empty Room
12. Calling Home
13. Louisiana Sky
14. March of the Zombies
15. The Big Weird
16. Tony and Bob
17. The Big Guy
18. Epilogue
19. Muswell Kills
老いても創作力の盛んなSir Ray Daviesにファンは励まされる
それにしても、私たちファンはあと何枚Ray様の新譜を聴く事が出来るのだろう。こうして毎年アルバムを発売されたら、「オレはこうしてピンピンしているよ」という、ファンへの生存証明みたいに思えてくる。ありがたやありがたや。
Amazonの情報を見る限り日本盤CDの発売は7月4日。輸入盤とダウンロード販売の解禁が6月29日に行われる。日本語版の発売予告があまりに遅いから、オレはもう輸入盤で購入予約しちゃったよ。
そんで今ならOur country1曲だけ250円でダウンロードが出来て、この曲を買った人は6月29日になると残りの曲をダウンロードするれば、アルバム代金からこの250円が相殺される。だから先行ダウンロードのこの曲を先に買っても安心とのこと。
日本は未だ現物CDの販売額が世界のどの国よりも突出していて、デジタル配信、ストリーミング、の時代に取り残されていると散々云われている。
わりーね。おじさんはCDで音楽を買って聴くんだよ。WiFiなんか身体的にも、精神的にも不健康だから、我が家では導入していない。そんなだから、980円で好きな音楽聴き放題なんてサービスは利用しないのだ。
ここまで読んで頂きありがとうございます。
私の記事をソーシャルメディア等でシェアしていただければありがたいです。 東倉カララ