Happy Birthday Sir Ray Davies! レイ・デイビスさん74歳の誕生日おめでとう

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ray daivis the kinks

Happy Birthday Sir Ray Davies

今日6月21日は、我が敬愛してやまないSir Raymond Douglas Daviesさんの74歳の誕生日です。オレが子供の時には、74歳の爺さんロック・ミュージシャンが存在するなんて、想像すら出来無かったよな。ロック・ミュージックも老いるのですよ。

Rayさんは74歳にして現役のロックミュージシャンだから、新譜も発表する。6月29日にはニューアルバム「Our Country: Americana Act II」が全世界同時発売される。すっかり爺さんになってしまっても、Ray様の創作意欲は全く衰えていないのだ。長年のファンとしては嬉しい限りだ。

同名タイトルのAct1は昨年に発売されているから、2年間で2枚もアルバムを出した事になる。70歳を超えた爺さんが、毎年アルバムを発表してるんだよ。すごい事だよね、これは。

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Sir Ray Daviesさんとは

Sir Ray Daviesさんが何者か判らないって云う人も多いと思う。以前ピーター・バラカンさんとお話しする機会があって、その時にイギリスでRay Daviesさんはどういう人と思われているか聞いて見た。ピーターさん曰く「もう知る人ぞ知る、過去の人」だそうです。最近はヒットアルバムも無い事だし、リスナーの中心はたぶん60代以上でしょう。オレみたいに50代のファンなんか、まだまだ若者(FBの彼のフォロワーを見ていたら、爺、婆ばっかりw)。

 そんなSir Ray Daviesさんの経歴をさらっと簡単に紹介

1944年6月21日、London北部のMuswell Hillで生まれ。6人姉弟の5番目にして長男。6番目の二男ははThe KinksのギタリストDave。
1964年にThe Kinksとしてデビュー。ってことは20歳か。同年You really got meの大ヒットで人気バンドになる。ファンにはお馴染の事だけれども、その後The Kinksは傑作アルバムを出し続けるものの、山あり谷ありの浮き沈みの多い歴史を刻み、1996年に活動停止。Rayさんは1995年よりソロアーティストとして活動を始め今に至る。
そして私が何故Sir Ray daviesと表記しているかというと、2017年にイギリス王室よりCBE(騎士)の称号を賜たのです。長年の音楽活動による国への貢献が認められたんだね。10年以上前に聞いた話だと、その当時の印税による納税額は年10億円以上だと聞いた。

リンク:チャールズ皇太子より騎士の称号を賜るレイ様の記事

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Our Country: Americana Act IIに関わるミニドキュメント

さて、この新譜発売前に、アルバムに関しての短いドキュメンテーションが公開されていた。最新のRayさんの姿が見られるのはとても嬉しいのだが、何だか少しだけ悲しくもあった。その映像で見られるRayさんは、73歳にしてはずいぶんと耄碌しているようにオレには見えるのだ。話す言葉も以前と違いずいぶん不明瞭になってしまった。

なんといっても、間延びした、のんびりとした年寄りの話っぷりになってしまった。歌っている姿も、体がふらふらと揺れて、なんとも頼りなげで、足腰もずいぶんふらついている。多分普段は杖をついていないと歩けないんじゃないか、このよろけぶりは。

それはともかく、改めて本人の口から、自分を作ったアメリカの音楽に対する憧憬が語られていて、とても興味深い。オレはThe Kinks見たいなバンドを熱中して聴き続けてきたので、U.Kに対する憧憬が物凄く強いのだが。その当の本人はアメリカ南部のジャズや、R&Bに憧れていると語る。

このドキュメントを見ていたら、25年前に見たステージを駆け巡り、歌いまくっていたRayさんの姿が脳裏に浮かんできた。コンサートの後、出待ちして、握手をしてもらいサインをしてもらったRayさん。細くて、見上げるような背の高さだった、あこがれのロックミュージシャン。変人、気難しい人、人見知り、いろいろ云われているけれども、握ったその手は温かく、とても力強かった。変人かも知れないけど、ファンをとても大事にするミュージシャンだと思うよ。そのファンも変人なんだけど。


その同じ彼が、25年経って耄碌したよぼよぼの爺さんになるなんて、その時には想像すらしなかった。

ray daviesさんのサインの入ったコンサートチケットの半券とCDジャケット
我が家の家宝 Ray様のサイン2点

これからも惚けて寝たきりにならない限り、Sir Raymond Douglas Daviesは音楽活動を続けると思う。その次のアルバムは何時になるか? 遠くの友達から届く便りのように、待ちたいと思う。

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